教育・研究について
---授業について---
数理工学教育プログラムにおける専門教育科目は、大きく分けて「工学基礎科目」、「学科基盤科目」、「数理工学教育プログラム専門科目」から構成されています。
工学基礎科目
工学教育の基礎となる知識を提供する科目群で、 機械数理工学科の学生として受講する科目となります。
学科基盤科目
機械数理工学科の基盤をなす科目群で、機械系の2つの教育プログラムと共有して開講します。教育プログラムの必修科目や指定科目となっており、その多くは1、2年次に履修します。一部の科目を除いて、機械数理工学科の学生として受講する科目となります。
数理工学教育プログラム専門科目
数理工学教育プログラム固有の科目群になります。3年次に、「非線形解析」、「情報数学」、「確率解析」、「統計科学」の4分野に関する基礎的な知識を獲得するための数学系科目を履修します。また、数学と工学の諸分野との関連性を理解するために、機械系のみならず他学科の工学系科目の一部(融合専門科目)を履修することができます。数理工学教育プログラムの目的は現実社会にある問題に数理工学的なアプローチができる学生の育成です。その問題がどういうものか知るために、工学部の他学科の講義を受講する必要があるのです。
その他にも、「工学英語科目」と「COC関連科目」の「社会と企業」があります。
詳しくはこちら
4年次では,卒業論文があります。これは4年次第1タームに,自分が更に極めてみたい数学を以下の4分野の研究室から選択します。
その分野の先生のもとで1年間に渡ってゼミナール形式の授業を行います。毎回の授業の主役は自分自身となります。そのゼミナールのまとめとして卒業論文を作成します。
主な卒業論文の題目はこちら
教員免許の取得
所定の学科目の単位を修得することにより,中学校教諭一種免許状(数学)および高等学校教諭一種免許状(数学)の教員免許を取得できます。編入学生も同様に取得できます。
大学院進学について
学部を卒業したら大学院、熊本大学院自然科学教育部 博士前期課程 機械数理工学専攻数理工学教育プログラムに進学できます。進学後は4年次に所属していた研究室でさらに専門的な研究を続けることができます。(「6年一貫教育」が行われます!!) もちろん研究室の変更、他大学大学院に進学も可能です。学位「修士(工学)」を修得するために、2年の在籍の間に修士論文を作成します。
主な修士論文の題目はこちら
博士前期課程を修了したら、博士後期課程工学専攻応用数理教育プログラムに進学できます。学位「博士(工学)」を修得するために、3年の在籍の間に博士論文を作成します。
博士論文の題目はこちら